ただ読むだけでは、伝わらない。
大切なのは「どう読むか」です。
この「声のレシピ」シリーズでは、
“伝える力”を磨くための実践メニューをお届けしています。
第3回のテーマはアナウンス力。
正確さ、わかりやすさ、そして心地よさ。
ニュースやナレーションにも通じる力を、ここでしっかり身につけていきましょう。
1. 正しいアクセントを調べて、声に出す
目的:
アクセントが間違っていると、どれだけいい声でも違和感が残ります。
正確さは、信頼につながる重要な要素です。
やり方:
・NHKアクセント辞典やオンライン辞書で調べる習慣をつける
・アクセント記号を確認し、必ず声に出して読む
・「橋・箸・端」など、似た単語で比較しながら練習する
2. ニュースやラジオを後追いで読む
目的:
プロのスピードやリズムを体に染み込ませるための模倣トレーニングです。
やり方:
・ニュースに数語遅れてついて読む
・最初はワンテンポ遅れでOK。慣れてきたらほぼ同時へ
・間や句読点の処理にも意識を向ける
3. ブレスと間を意識して読む
目的:
聞きやすさは「どこで息を吸うか」で大きく変わります。
呼吸が整うと、文章の伝わり方も自然に整います。
やり方:
・原稿にブレス位置をあらかじめマークする
・区切りを意識しながら読む
・ブレスと間をセットでコントロールする
■あるべき姿とやり方(まとめ)
あるべき姿:
正確で聞きやすく、聞き手にストレスを与えない“信頼される声”。
やり方:
・アクセントを調べ、声に出して定着させる
・ニュースやラジオを模倣して読みの技術を磨く
・ブレスと間を意識して読む
■まとめ
アナウンス力は、単なる「読みの美しさ」ではありません。
正確さ、呼吸、リズム、そして聞き手への配慮。
それらが合わさって、信頼される声になります。
地道なトレーニングですが、確実に力になります。
あなたの声が、よりクリアで届くものになりますように。
次回:【声のレシピ #4】「読解力を鍛える」もお楽しみに!