体がゆるんできたら、次は呼吸を整えていきましょう。
声は、呼吸の上に乗って出てきます。
呼吸が浅いまま声を出そうとすると、喉に力が入りやすくなります。
まずは仰向けになり、呼吸の動きをゆっくり感じていきます。
まずは仰向けになり、体の力を抜いた状態で腹式呼吸を行います。
立ったままよりも余計な力が抜けやすく、お腹の動きも感じやすくなります。
仰向け腹式呼吸
① 仰向けに寝る
床やマットの上に仰向けになります。
膝を軽く立ててもかまいません。
体の力を抜き、背中を床に預けます。
② お腹に手を置く
片手、または両手をお腹の上に置きます。
呼吸に合わせて、お腹が動くのを感じましょう。
③ 鼻からゆっくり息を吸う
胸ではなく、お腹がふくらむように息を吸います。
無理に大きく吸い込まず、自然に入ってくる息を感じます。
④ 口から細く長く吐く
口から細く、長く息を吐きます。
お腹がゆっくりへこんでいくのを感じながら、最後まで丁寧に吐きます。
⑤ 数回くり返す
吸う、吐くを数回くり返します。
呼吸のリズムが落ち着いてきたら、次の発声準備へ進みます。
ポイント
- 肩や胸を大きく動かそうとしない
- お腹のふくらみとへこみを手で感じる
- 息を吐くときに喉へ力を入れない
- 苦しくなるまで無理に続けない
仰向けで呼吸を確認すると、体の余計な力が抜けやすくなります。
声を出す前に呼吸の土台を整えておくことで、次のハミング発声にも入りやすくなります。