◆ まじめな発声練習で、まじめに詰まった人へ
声優の発声練習って、「ちゃんとした発声」「腹式呼吸」「共鳴を意識して」──言われることは正論ばっかりやけど、やってる本人はこうなるやん?
「そもそも声が出えへん」
「どんどん自分の声が嫌いになっていく……」
そんなとき、私はこう言うねん。
◆ 声優講師 Kaori式・変すぎるトレーニング3選
① ぬるま湯に「ア〜」って言う
コップでも洗面器でもOK。水面に口を向けて「ア〜〜〜……」って、力まずに出すだけ。
- 声を“届かせようとしない”練習
- 息の流れ、喉の響きを外へ出す練習
- お風呂場でもできる最高の脱力訓練
ポイント:「アホっぽくやる」こと。笑ってええねん、むしろ笑えてきたら成功や。
② ゴミ箱に向かって話しかける
「こんにちは、今日もよろしく」
「今週もお世話になります」
相手はゴミ箱でええねん。
- 声を“どう出すか”より、“どこへ投げるか”に意識を向ける
- 自分の声が逃げていく感覚を体で覚える
- 相手が生身やないからこそ、変な緊張が消える
「なんやこの練習」って笑ってやってみ?
声の“方向感覚”が一気に養われるで。
③ 舌をベロンと出して、朗読する
文字通りや。舌をベロンと出したまま、台本なり詩なりを音読。
- 表情筋・唇・舌の“不要な力み”をあぶり出す
- 発声に必要な場所だけが動いてくる
- おまけに滑舌の改善にもなる(めちゃ変な声になるけど)
「そんなことして何がええねん」って思うやろ?
その“何がええねん”の向こうに、脱力の突破口があるんや。
◆ なぜ「笑える練習」から始めるのか
人は「うまくやらな」って思った瞬間、体が固くなる。
声は、緊張と一緒に閉じこもる。
発声の本当の入口って、「うまくやらんでええ」って思えた瞬間やと思うねん。
声優講師 Kaori式トレーニングは、ふざけてるようで、全部「脱力・響き・方向・距離感」につながってる。
でもな、そんな解説どうでもええねん。
やってみて、「なんか声、楽になった」って感じたら──
それで充分や。
◆ 声帯が笑ったら、たぶん次はあんたも笑ってる
表現って、笑いながら始めると、ちゃんと深くなる。
まじめに入りすぎると、どこかで固まる。
発声に詰まったら、
「笑うように声を出す」っていう発想、
一回やってみてや。
ポポ……🕊️✨
「ちゃんと出す」はあとでええ。
まずは「楽しく出せる」声、取り戻そ。