自称俳優図鑑──愛すべき自称俳優たち

あなたの声は、誰のためのものですか?
そして、自分自身にとって、どんな存在ですか?
『声の正体──自分に還る、表現の旅』は、声を出すことに迷いや違和感を抱えてきたすべての人に贈る、静かで深い「声との対話」の書です。
声優・司会・講師として18年以上“声で生きてきた”著者が、「なぜ思うように声が出ないのか」「声が通らないとき、心で何が起こっているのか」「テクニックだけでは届かない“響き”とは何か」に向き合いながら、自分自身と深く向き合い、気づきを重ねてきた日々のなかで見えてきた“声の正体”を綴ります。
本書は、発声法や滑舌といった表面的な技術ではなく、「声が生まれる身体の感覚」「心の奥に眠る“ひとりごと”の力」「共鳴が生まれる瞬間」に焦点をあてています。
だからこそ、声優志望者やナレーターはもちろん、話すことに苦手意識のある人、人前に立つ機会の多い人、自分の思いがうまく伝わらないと感じている人にも、そっと寄り添う一冊となるでしょう。
読者の内面に静かに語りかけるように構成された文章のあとには、毎章ごとに“ポポ詩”と呼ばれる小さな詩が添えられています。
その言葉たちは、読む人の心にふわりと余韻を残し、「これは自分の物語かもしれない」と思わせてくれるような力を持っています。
自信がなくてもいい。上手に話せなくてもいい。
声は、出すものではなく、「出会う」もの。
この本を読み終えたとき、あなたは“自分の声”と、少し仲直りできているかもしれません。
声をめぐる表現の旅は、いつも「自分の奥」から始まります。
さあ、自分に還る、静かな旅へ──。