自称俳優図鑑──愛すべき自称俳優たち

「なんでそうなるねん」と思ったことがある人へ。
演技の現場には、不思議な人たちがいます。
熱いのに稽古に来ない人。セリフを欲しがるのに覚えない人。褒められると急に調子に乗る人。そして、役の関係をそのまま現実に持ち込んでしまう人。
どれも少しズレている。しかし、そのズレこそが人間らしさであり、同時に魅力でもあります。
本書は、そんな“ちょっとズレた人たち”を集めた一冊です。
ただし、単なるネタ本ではありません。
それぞれのズレには理由があります。思考や感情、行動のクセが重なり、気づかないうちに現場での違和感として表れているのです。
なぜ、やる気と行動が噛み合わないのか。なぜ、考えすぎるのに伝わらないのか。なぜ、現場でズレが生まれるのか。
その構造を、笑いとともにやさしく紐解いていきます。
読み進めるうちに、きっとどこかで立ち止まります。「これ、自分かもしれない」と。
けれど安心してください。本書に登場するのは、誰かを笑うための存在ではありません。不器用でもズレていても、それでも続けている人たちです。
だからこそ、愛おしい。そして、その人にしか出せない表現が、確かにそこにあります。
演技に関わる人はもちろん、表現をするすべての人へ。そして、「うまくいかない理由がわからない」と感じている人へ。
本書は、そのズレを“欠陥”ではなく、“素材”として見直すための視点を届けます。
整えすぎなくていい。消しすぎなくていい。
どこを整え、どこを残すか。その選び方が、あなたの表現になります。
ポポッ🐦✨
ズレてるとこな、消すんやなくて“使いどころ”見つけたらええんやで。