滑舌は、息で整える―― 固まりやすい人のための、声と呼吸の整え方

260213滑舌は、息で整える―― 固まりやすい人のための、声と呼吸の整え方

著者:声優講師 Kaori

滑舌は、口の問題だと思っていませんか。

もっと開ける。もっと当てる。もっと練習する。真面目な人ほど、そうやって“足す”方向へ進みがちです。

しかし、頑張るほど顎が固まり、喉が詰まり、再現性が下がっていく――そんな経験はないでしょうか。

本書は、滑舌を「鍛える」のではなく、「止めているものを外す」という視点から整えていく一冊です。

滑舌に絶対的な正解はありません。骨格や歯並び、舌の形、呼吸の癖は人それぞれ異なります。

ただし、ひとつだけ共通する自然な原理があります。それは、息は流れるものだということです。

息を止めれば不自然になり、流せば自然になる。滑舌もその例外ではありません。

本書では、力を入れるほど崩れる理由、固まりやすい身体の特徴、呼吸の構造、顎を休ませる感覚、集中と呼吸の関係、そして1日3分でできる整え方までを、順を追って解説します。

大切なのは、正解を真似することではありません。自分の身体の感覚を信じて、少しずつ調整していくことです。

ある瞬間、「これだ」と掴める感覚が訪れます。押していないのに通る。力んでいないのに前に出る。その鳴り方は、誰とも同じではありません。

滑舌は技術ではなく、状態です。口を鍛える必要はありません。息を止めないだけで、声は変わっていきます。

ポポッ🐦✨
足さんでええ、止めとるもん外したら勝手に通るで。


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