声優には、誰もがなれる。でも、誰でもなれるわけではない。
──それでも、私たちは「みんな一緒」なのです。
ふと立ち止まりたくなったあなたへ。
声優という夢の道のりで、今どこに立っていても大丈夫。
遠くに見えるあの人も、かつてはあなたと同じ場所から歩き始めたんです。
1. 声優を夢見る人は、思っている以上に多い
「うちの子が声優になりたいって言うんです」
講師をしていると、こういう言葉をよく耳にします。小学生、中学生、高校生──年齢に関係なく、たくさんの子たちが声優に憧れています。
でも、実際に“学ぼう”と行動に移す子は、全体の10%にも満たないのが現実。さらに、行動を起こしたその中で、10年後も継続している人は2割以下。計算すると、100人が憧れても、10年後に続けているのは、たったの2人なんです。
2. 続けるだけでも、ものすごい才能なんだ
この数字を聞いてどう思いましたか? 「やっぱり難しいんだ」と感じたかもしれません。でも、見方を変えればこうも言えます。
「30年続けられた人は、きっと何かを掴める」
途中で夢が変わったり、別の道を選ぶのももちろん自然なこと。それでも、ずっと「声」に関わっていたい、そう願って歩き続けた人は、いつの間にか「声優らしき何か」になっている。それが、憧れとは違う形だったとしても。
3. 「みんな同じ」なんです
今、憧れている人からすれば、現役の声優や、たくさんの作品に出ている人は、とても遠く見えるかもしれません。
でも、彼ら・彼女らにも「初めて目標を持った日」がありました。誰もがど素人から始めて、悩んで、迷って、時に泣いて、やめたくなって、それでも縁に支えられて、なんとか続けてきたんです。
やり続けた人は「続けていた」からそうなった。やめた人は「やめた」からそうなった。それだけのこと。
「特別な誰か」がいたわけじゃない。みんな、スタート地点は同じだった。そういう意味で、みんな一緒なんです。
4. 自分の声が気に入らなくてもいい
「もっとこういう声だったらよかったのに」「なんで自分はこんな声なんだろう」
そんなふうに思うこと、ありますよね。でも、それも関係ありません。
大切なのは、自分に与えられた声を磨き続ける覚悟です。磨き続ければ、きっと出会えるはずです。
今は想像もつかないような、「自分の新しい可能性」に。
5. そして今、決意できた人へ
「それでも私はやってみたい」「30年、続けてみたい」
もし、今そんな決意が少しでも生まれたなら、もう大丈夫。あなたはすでに、“夢を叶えはじめている人”です。
あとは、どれだけ楽しむか。どれだけ素敵な作品と、仲間と、感動と出会うか。それが、これからのあなたの物語です。
おわりに:私の夢の話を少しだけ
実は、私には一つの夢があります。
このサイトの読者の人たちと、一緒に舞台作品をつくること。
声で出会って、作品を生んで、ステージに立つ。そんな夢を、いつか現実にしたい。もしかしたら、あなたと一緒に叶えられるかもしれませんね。